2019.12.11 Wednesday
blaze
人は両手で火を熾し
心の性根で炎を灯し
ゆらゆら陽炎翳る夜
クラクラ暗闇猛る奥
ろくろの狼煙が昇り
ホクロの踊りと共に
ぱちぱち星空へ行く
確かに仰ぐ燃ゆ無垢
【 blaze 】焔
2019.12.11 Wednesday
人は両手で火を熾し
心の性根で炎を灯し
ゆらゆら陽炎翳る夜
クラクラ暗闇猛る奥
ろくろの狼煙が昇り
ホクロの踊りと共に
ぱちぱち星空へ行く
確かに仰ぐ燃ゆ無垢
【 blaze 】焔
2019.11.12 Tuesday
放浪の途中で仰ぐ紅葉
想像と呼吸で和む能動
灯篭が流れ鼓舞る咆哮
童謡へ叶え奏でる虹芒
陽光に微睡み含む朗報
方法は微笑み紡ぐ抱擁
滔々と季節を翔る高揚
創造の微熱で猛る黄桃
2019.11.03 Sunday
通天する数多の風船
彼方まで偶然は続く
ゆずり葉が色を細め
俄かな矢は羽で包め
しるすすべを給うて
夢より常より花詡り
有限の浮き世の中で
やがて咲き誇る悠遠
彼方まで優先を紡ぎ
新たなる空前は続く
2019.10.16 Wednesday
銃痕に埋めた球根
養分は爪跡と幸運
微かな発芽を仰ぐ
僅かな落書き青く
蔦を巡らせ血管と
流れ咲き歌と踊り
音に湧き澄む種火
枯れ地へ凛と韻を
銃声に触れた流星
剥れ裂き風穴香る
2019.10.02 Wednesday
飽く無き落書き骨の壁
明日咲き竜巻き萌の羽
屋根裏部屋の天窓から
変化の狼煙が立ち昇る
歯牙無き鮮華の首の道
干枯らび研磨の月の肘
果て無き蓮砂に導かれ
因果の銀河は咲き誇る
【 ATTIC 】屋根裏
2019.09.25 Wednesday
ほんのささいな言華
音霊と清らかに叶う
渡すは笹の葉色の皿
朝焼けと萌え出る山
わずかばかりの燃料
炎症した肌と慈しみ
撫でる風が傷を癒し
映える羽で蜜を運ぶ
ほんのささいな瞬間
循環と密やかに廻る
Sunshine for Universe
https://m.facebook.com/Sunshinefamilyjapan/
2019.09.18 Wednesday
交差点に潜む導火線
ぱちぱち咲き薫る縁
防波堤で祈る洸夜星
はにかみ幸を仰ぐ兵
誘蛾灯へ忍ぶ通過法
間に間に旅は極彩色
アンチな獣の讃美歌
有り無し夢も常も今
2019.08.28 Wednesday
それは何の前触れもなく
夕立と共に洗い去り咲く
垣根越しの蜜蜂が羽搏く
瞬く間に過ぎ行く自堕落
暫く目映く輝く星は影響
巡り来る日々へ森の明鏡
切り株の上で跳ねる羽根
冴え渡る美味に舌鼓の種
それは何の後腐れもなく
朝露と共に咲き誇り湧く
2019.08.21 Wednesday
日傘を刺し着飾る通り
氷の文字が風鈴と踊る
縁側の苗床で猫を描く
粋花の種を蒔く星の時
蝉時雨は鮮明な讃美歌
懸命な熱に揺蕩う狼煙
祈願の彼岸で空を仰ぐ
夏の陽炎と翳りながら
【 Shimmer 】陽炎