2008.12.28 Sunday

ORDINARY MIRACLE〜秋の作品集〜


1. ORDINARY MIRACLE
http://blog.freelife77.com/?day=20081020/
2. 最近
http://blog.freelife77.com/?day=20081024/
3. フィラメント
http://blog.freelife77.com/?day=20081028/
4. palm
http://blog.freelife77.com/?day=20081031/
5. 綺羅星
http://blog.freelife77.com/?day=20081104/
6. CLAMCHOWDER
http://blog.freelife77.com/?day=20081108/
7. LET IT OUT
http://blog.freelife77.com/?day=20081114/
8. 静寂の音
http://blog.freelife77.com/?day=20081120/
9. RHYTHMIC MOTIVATION
http://blog.freelife77.com/?day=20081126/
10. ユニオンバラッド
http://blog.freelife77.com/?day=20081130/
11. SOIL
http://blog.freelife77.com/?day=20081210/
12. harbinger with pain
http://blog.freelife77.com/?day=20081215/
13. STRANGE GRACE
http://blog.freelife77.com/?day=20081223/



☆ORDINARY MIRACLE 【普通の奇跡】


--------------------------------------------------------------------------------------------------------


ミラクルな出来事は至るところに出現する。
もちろん起こそうと想って意図的に起こせる類のものでもないし、
むしろ無意識に行動した道の上で、誰かや何かとリンクした時に、
発生するケースばかりだ。特に自然の中にいるとそれが起こり易い。


はじめてのミラクルはこの世に生まれたこと。
次は出逢い。それってとてつもない確率だ。
この世界はすべてが必然だと感じたいから、
僕は偶然という言葉を余り使わない。


だから誰かと誰かが出逢い、お互いの心が深いところでつながり、
由縁を育めた目に見えない証は、絆に変わったり、信頼に変わったり、
様々かつ多彩な形を縁取る。そこにそれぞれの色で好きなデザインを施して、
等身大の額縁を心許せる大切な人達と創れる行為自体、奇跡に近いんじゃないかな?




スケールは宇宙規模な僕らの想いは変幻自在。
タイミングや流れにのって予測不可能な人生は続く。
普段は当たり前だと想っていることって、実は当たり前じゃなくて、
当たり前じゃないことが、ごく当たり前だったりすることって稀じゃない。


帰る家があって当たり前。でも発想を逆にするだけで、
その当たり前に有り難味が出て来る。すると些細な出来事に感謝するようになる。
そんな風に感じることを違う視点で捉えると、そこに生じるのだと僕は想う。
普通の奇跡が。


だから何気ない出来事に感謝することを習慣づければ、ミラクルは誰にでも生まれる。
そう信じて活発に生きれたならば、ふと目を瞠るとその通りには輝石がきらきら転がってる。
自分に似逢いの石を磨いて、いつでも胸の奥で光らせよう。自分だけに見えてれば良い。
無数の輝石を、これからもそれぞれの意志で積み上げて、最高のロケーションを築こう。




視界に色とりどりの鮮やかな機会が、自然発生的に生まれるように。
その光景から明るい未来を見出して、希望が実現するように。


ごく普通で当たり前だと想っていることは、
今この瞬間にも至るところに出現する。






YOURS EVER

生澤 由一



2008.12.23 Tuesday

STRANGE GRACE


あべこべの標識に惑わされ
あちこち歩き回ったりした

ちぐはぐな常識に狂わされ
チクタク時を数えたりした


時計の針もメトロノームも
ある種のアンビエントなら

心臓の音は自分だけの楽器
高鳴るリズムを踊らせたら


ほらもう次の旅がはじまる
育んだ経験は明日にも実る
君の周りは味方しかいない
今はもう待ち焦がれた過去




置いてきぼりした現実感は
実り在るプロローグだから

心境の丘で吠えるよ叫ぶよ
まともな木霊は愛しい人へ


ほらもう次の旅がはじまる
今度の旅路のテーマソング
それぞれの未来に響かせて
新しいページを描写しよう




感謝の気持ちの似顔絵でも
へんてこりんな落書きでも

色彩も音色もあるがままで
もしも上手くいかなくても


ほらもう次の旅がはじまる
大切な記憶は明日も映える
君の周りは味方しかいない
新しいページを描写しよう




ほらもう次の旅がはじまる
今はもう待ち焦がれた過去










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【木霊】こだま



2008.12.15 Monday

harbinger with pain


僕の風穴が開いた胸へと
あなたは吐息を吹きかけ

甦らせてくれたおかげで
今が素晴らしいと想える


深い洞穴を抜けた先には
あんなにも美しい光景が

あなたの無邪気な瞳から
映せるなんてすごいこと


まるで虹が架かるように
アーチは夢粒と描かれて
きらきらきらきら星屑を
この大地に降らすみたい




時の鍵穴が開いた今なら
YESに〇がつけれそう

満月が照らしたおかげで
力が湧いて来た気がする


まるで謎が解けるように
ベールは真実と剥がれて
ふわふわふわふわ気球を
この大空に飛ばすみたい




そこで虹が架かるように




七色の虹が架かるように










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【harbinger with pain】痛みを伴う予兆



2008.12.10 Wednesday

SOIL


在りし日の清らかな光合成
照らし出す朗らかな方向性

ひなたは暮れて滲む宵灯り
あなたがくれた土の温もり


そっと手の平で抱きしめる
ふかふかの柔らかな想い出

これから幾つ年を重ねても
あなたの青春は色褪せない




例えば稲穂が大気に揺れる
安らぎに満ちた風景の奥に

雨上がりの葉先の雫の中に
夢を映した朝霧の向こうに


あなたの存在は絶え間なく
この祈りは今日も空へ昇る

空に咲く華は種子を降らし
指の先で言葉は発芽してく










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【SOIL】土
【宵灯り】よいあかり
【雫】しずく



2008.11.30 Sunday

ユニオンバラッド


移ろう季節に染まる木々
美味なる果実を齧る日々

北風ひゅるりと吹き抜けた
名残りの園には羽根が舞う


漂う粒子にただ酔う君
僕らを見護る大きな幹

額を重ねてモウイイカイ?
まだまだ肢体は自由でしょ


飛び跳ねる旅、夢は弾む
おかえりの歌 君に贈る

深く寝る間に、今は沈む
おはようの歌 朝に響く




黄昏色した闇に触れても
憧れ遊ばせ音を鳴らそう


葉擦れのワルツは夏の余韻
ゆらゆら流れて何処までも


めくるめく旅、夢と踊る
おつかれの歌 君に捧ぐ

深く寝る間に、月は沈む
おやすみの歌 夜と懐く




移ろう季節に染まる木々
美味なる果実を愛でる秋










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【齧る】かじる
【愛でる】めでる




2008.11.26 Wednesday

RHYTHMIC MOTIVATION


どれだけ呼吸を乱しても
世界の空気は今日も平等

溜め息で幸せが遠去かる
そんなの誰が決めたのさ


心拍計は鉢植えに刺して
淡い陽射しを掴まえよう

日時計は蜃気楼の彼方へ
廃れたままでも朝は来る




理由は後からついて来る
跡形もなくなるその前に

明るい動機としなやかな
ステップを踏めば良いさ


いつもの笑顔を弾ませて
踊る様にその輪に入ろう

計らずも叶う望みを君へ
明日も兆しは舞い上がる










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【廃れた】すたれた



2008.11.20 Thursday

静寂の音


持て余す位が理想の時間
仰向けの命で希望を灯す

嵩張った荷物の中身は何?
背負い込む姿を鏡に映した


疲れたが口癖それは嫌ね
草臥れた鞄は今日も無口

自分と会話をしてますか?
時には褒美をあげましょう


感じたゆとりの名の元に
静寂の音を呼び醒ませば
お誂え向きな出来事なら
こんなにも世界に訪れる




解れ出す頭で未来を覗く
鬱伏せの体で誓いを紡ぐ

自然に水を撒いてますか?
気晴らしの先の現実を招き


流れと揺らぎの真ん中で
静寂の音を呼び醒まそう
お誂え向きな微笑みなら
あなたにも僕にも訪れる




持て余す位が理想の時間
仰向けの命で希望を灯す


感じたゆとりの名の元に










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【嵩張った】かさばった
【草臥れた】くたびれた
【褒美】ほうび
【お誂え】おあつらえ
【解れ】ほぐれ
【鬱伏せ★】うつぶせ



2008.11.14 Friday

LET IT OUT


不純物ならいらない
僕はただ黙って噛みしめる
甘酸っぱい真実味を


アリバイなんかない
夢はまた叶って探し続ける
表現が咲く居場所を


ヒマラヤよりも高い
月にただ祈って愁いを贈る
あなたとの醍醐味を


消化なんかさせない
糧にそう誓って昇華させる
感謝が舞う讃美歌を




旅人は奏で逢い

素朴に讃え合い

憩いの瞳で笑い

新たな旅へ昇る




まだ吐ける声を響かせて
日々を謳歌するだけだよ

無垢な循環を摂取したら
美味なる今が踊り出した




さあ召し上がれ










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【愁い】うれい
【醍醐味】だいごみ



2008.11.08 Saturday

CLAMCHOWDER


見つけてくれてありがとう
腹を空かせてここにいたよ

もうすでにぺこぺこなんだ
呑気な世界に満たされよう


焦燥しきった表情が並んだ
でっち上げの歓楽街を抜け

心に染みるスープが自慢の
藁葺き屋根した店へ行こう


オーガニックな香りが漂う
秘密のアジトへ案内するよ

そこで巣立ったヒナがほら
僕らを迎えに来てくれてる


コンクリートを蹴ってそう
天使の姿で乗り込めばいい

デジタルな広告塔を超えて
懐かしい風をつかまえよう


どうやら慣れ過ぎたみたい
本来もっとシンプルなはず

いつしか脳まで調理されて
気づけば僕らはノイズの虜


ありのままでも通用するさ
耳を澄ませば聴こえてくる

あるべきもののラブソング
さあディナーをはじめよう










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【呑気】のんき
【焦燥】しょうそう
【藁葺き】わらぶき



2008.11.04 Tuesday

綺羅星


頭の白い風船の上には流星
落ちる落ちる落ちる落ちる


落とされたダンスサイトで
踊ル踊ル踊ル踊ル踊ル踊ル


白い犬がうれしそうに徘徊
回る回る回る僕も回ル回ル


隣人はチャイの陽に温かく
笑う笑う笑う君も踊り笑う




踊り子の虜になる宇宙人に
この星はお気に召すのかな


誰もが生み落とされた世界
父と母と祖先と地球に感謝


普段は無意識に忘れてる物
想い出して踊る大地の感触


未確認な未来を希望に染め
綺羅星は朝焼けと燃え出ル










--------------------------------------------------------------------------------------------------------
【徘徊】はいかい
【陽★】よう
【虜】とりこ
【出ル】いずる



| 1/6PAGES | >>

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

search this site.

-->

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM