2020.10.26 Monday

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触れ逢い繋がる点と線
縁を描き微睡む蓮の絢

 

 

既に素手の中に在る光
然り未来を紡ぐ灯し火

 

 

夜超しに月詠みの残響
単調な円が暮れ明け暁

 

 

葉が土で眠り夢と舞う
朝露の輪郭へ咲き誉れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2020.10.14 Wednesday

TONE

 

 

 

いつもの声色で呼ぶ綽名
彼方へソラシド吸う奏多

 

 

斜向かいに弾む音符記号
振り向き様あなたを偲ぶ

 

 

満たされて居た在りし日
寂しい火が息で癒やされ

 

 

いつでも響き逢う輪舞曲
本土の鼓動に耳を澄ます

 

 

いつかの声色に沁み込み
揺り染まり花は風と踊る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナの四十九日に愛を添えて。


2020.09.29 Tuesday

ataraxia

 

 

 

最近、死生観が変容し、

生きるのが楽になった。

死んだらどうなるのか?

死後の世界や天国地獄、
魂や輪廻転生は在るか?

それらは概念に過ぎないし、
肯定も否定も解釈の仕方で、
在ると想うと憂いも救いも、
魂の繋がりや紲で結ばれる。

そう信じて大事な存在を偲ぶ事で、
精神が優しく穏やかな状態に成る。

不安から解放された玲瓏な精神状態、
それは、アタラクシア と呼ばれる。

ふと無性に、逢いたさが募る時も、
やがて命の灯し火が燃え尽きた後、
先に待っていてくれる存在が居る。
そう想うと、死への畏怖が和らぐ。

永遠は死んでも心に宿る。
記憶が続く限り、ずっと。

スガタカタチに囚われずに。
自由で奔放な魂は舞い踊る。

存在も顕在も感性のままに。
現在の健在に感謝を込めて。

優しい挿花は命の栞。
華やかな祈りと共に。


 

 

新作のVERSE【 韻踏詩 】

四篇を創造しました。

 

 

詩獣 105

FLOWER

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詩獣 106

MEOW

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詩獣 107

ARC

http://blog.freelife77.com/?eid=1283453#gsc.tab=0

 

詩獣 108

coral

http://blog.freelife77.com/?eid=1283454#gsc.tab=0

 


2020.09.28 Monday

coral

 

 

 

マスクを外して深呼吸
漆黒の窒息より流れ星

 

 

煌めく瞬間に閃く循環

繰り返す酸素のタンゴ

 

 

暖炉に焚べる淡い単語
酸いも甘いも紅い珊瑚

 

 

自然と共生する星の上
飛来する未開へ旅立て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【 coral 】珊瑚


2020.09.23 Wednesday

ARC

 

 

 

水面に映える光合成
稲穂で跳ねる方向性

 

 

岸辺は夕凪レム日和
命の栞を挿む夢望美

 

 

憧れ黄昏揺らぐ波紋
漣の囁き高鳴る奏音

 

 

沖の星が森へ描く弧
此処で詩う花との紲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2020.09.16 Wednesday

MEOW

 

 

 

猫撫で声で奏でる音色
毛糸と織り成す手毬歌

 

 

宵澄み透き通る讃美歌
半開きの窓から放つ蔦

 

 

砂の熱より昇華する風
鐘が鳴る蜃氣楼の奥で

 

 

羽を広げ狼煙に咲く糧
種と彩る朝焼けの果て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2020.09.03 Thursday

FLOWER

 

 

 

華やかに咲き誇る瞳
祈り給う夏の終わり

 

 

生温い風に響く猫背
月を仰ぎ姿勢を正す

 

 

叶え高鳴り翔ぶ花奏
永遠は近く心に宿る

 

 

君を憶えて忘れない
沁み澄み溢れ万華鏡

 

 

マンダラの真ん中は
淡く美しい天使の輪

 

 

和らぎの太陽に溶け
愛でる笹舟と揺蕩う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛猫ハナに捧ぐ


2020.08.29 Saturday

ハナ

 

 

 

8月26日、愛猫ハナが永眠しました。

20年以上生き抜き、最期は老衰で大往生で、
綺麗で、美しい姿で、天国へ召されました。

逝く前の晩に、シャワーを浴びて出るとハナが、
初めてバスマットの上で待っててくれてました。
腎臓が弱くなり、食欲が無くなってたハナは、
最期にチュールをぺろぺろ食べてくれました。

ハナにとって、自分が3代目の飼い主で、
約8年間、共に暮らせて幸せな日々でした。

一昨年の11月に動物病院で健康診断を行った際、
腎臓機能低下の為、週一で点滴が望ましいと。
しかし籠に入れ、車移動はハナのストレスになり、
母と先生と話し、通院では無く食事療法の改善を。

それから処方された朝晩2回、3種類の腎臓薬と、
療法用の食事で、1年9ケ月も生きてくれました。

痩せ衰えて行く中でも、瞳の輝きも笑顔も失わず、
可憐に生きたハナの勇姿は、尊敬の念と感謝です。
生命力と癒しが華やかに咲き誇る、実に凄い猫で、
宝物の様な時間と極彩色の記憶を沢山貰いました。

コロナ禍ステイホーム期間中や、お盆休みと、
最期までハナとずっと一緒にいれて良かった。

母と電話中にふと見た車のナンバーが87-39で、
通話後のバッテリー残り容量が87%だったり、
絶妙なタイミングで通り雨が降り止んだり、
ハナにお供えした水が、翌朝減っていたり…

自然とリンクする事象に不思議なハナ感覚。
裏の神社はハナの庭で、よく一緒に散歩し、
お賽銭箱の影からひょっこり顔を出したり、
神木にマーキングしていたハナを思い出す。

 


優しくて、あたたかくて、すべてが可愛くて、
かまってちゃんだけどツンデレで、お茶目で、
甘美な匂いと鳴き声で、花の様に凛としていて、
神色自若で、とっても良い子だった愛するハナ。

肉体は永眠しても、忘れることは無いので、
尊い存在は自分が死ぬまで心に生き続ける。

故に、ハナの魂は永遠に不滅です。
声が嗄れるまで泣いた夏の終わり。

命は儚く尊いものだと、久し振りに痛感しました。
生きているうちに、大事な存在を大事にしよう。

 


今までハナを氣に懸けてくれた皆様、
この旅は、ありがとうございました。

これからもずっとハナは、
かけがえのない家族です。

ハナ、ありがとう。

ずっと愛してるよ。


冥福を祈りながら。

 


2020.08.15 Saturday

CHANT

 

 

 

青々とした空を仰ぎ見
ハロ日々入道雲ひとつ

 

八月の諍いは見境無く
泣く鳴く鍾乳洞ふたつ

 

 

葉月の花火が天季超え
静々と悲しみを癒やす

 

三つ四つ数えるまでに
倍音で咲く蝉を讃えて

 

 

凛々とした笑みで五つ
慈しみの風鈴を揺らし

 

六芒星で七転び八起き
葉月の晒し美を知らす

 

 

九つの流星に叶え給う
宵々とした黄泉の時で

 

詠み存える蜜柑の森へ
ハロ日々彼岸花ひとつ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【 CHANT 】シュプレヒコール


2020.07.28 Tuesday

GOATS

 

 

 

山羊の丘で欅が揺れる
風見鶏はクルクル廻る

 

 

スコールに濡れ天宿り
袖口から滴る虹の兆し

 

 

嵐の渦中は閃く花柱を
茶と煙草で一服スカル

 

 

頭蓋骨に夢望美に咲く
リアルとひらひら舞う

 

 

山羊の丘で雲間に射す
白実夢とクルクル踊る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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